製品品質の作りこみはプリント基板設計から
プリント基板設計において、検査ソフトによる数値化された部分のチェックや、検図による配線の誤り、機構的な干渉など、機能面の確認に注力するあまり、実装品質と生産性(コスト)を左右する全体最適化が行われていないのが実情です。そのため、実装現場では熟練作業者が経験と工夫を凝らし、毎回同じ問題を抱えたプリント基板と向き合うこととなります。
実装の品質向上、コスト低減、納期確保を実現するために、設計と実装の双方がプリント基板設計段階の同じタイミングで情報を共有し検証することが重要となります。埼玉デザインオフィスではナレッジ・コミュニケーションツールを利用した実装設計支援サービスをご提案いたします 。
Web DRを利用したプリント基板設計支援サービスで問題解決
ナレッジ・コミュニケーションツール「Web DR」を利用した埼玉デザインオフィスのプリント基板設計技術支援サービスにより、設計サイドと実装サイドがプリント基板設計の段階で情報を共有し、同じタイミングで繰り返し協議することで、問題解決を図ることが可能となります。また情報をナレッジとして蓄積し、その情報をフィードバックさせることにより、更なる品質の改善が可能となります。
【設計支援システム 特許第5545900号】
プリント基板設計支援サービスの利用効果
各担当者が同時に協議できる環境を提供したことで、あらゆる改善効果が現れました。
- 実装上の問題点について、事後処理の「再発防止」ではなく、「未然防止」が可能となった。
- 図番個々への対応だけでなく、同一の問題を抱える他図番への水平展開が容易に行なえるようになった。
- 作業性だけでなく、品質やコストについても盛んに協議されるようになった。
- 繰り返し効果により、各部門の意識統一が図られるようになった。
- お互いの意思疎通が迅速に行なえるようになった。
- トレードオフの関係に対し、最適な判断が可能となった。